ママも子どもも気をつけよう!
マイコプラズマ肺炎が大流行の兆し!?
マイコプラズマ肺炎とは、細菌とウイルスの中間のような性格を持ったマイコプラズマ菌が肺に感染して起こる病気のこと。赤ちゃんにはあまり見られず、5~10才ぐらいの子どもがかかりやすい病気で、異型肺炎とも呼ばれます。
咳や接触感染などで広がるため、感染研は咳をしている人のマスク着用や手洗いの徹底を呼びかけています!
症状は鼻水、鼻詰まり、熱は出る場合と出ない場合があり、子どもによっては39~40度の高熱が続く場合も。しつこいせきが特徴で、長いせきが1カ月以上続くケースも。一般的には、本人は比較的元気で、全身状態がよいことが特徴といえます。
レントゲンを撮ってみて、肺炎の影が出ていることで診断がつきます。血液検査でわかることもあります。発熱が下がっても乾いたせきが3週間以上続いたり、重症の肺炎になる患者もいるそうです。
感染研が全国約500の病院からの報告をまとめたところ、9月10~16日の平均患者数は1,10人。平年比約3.8倍で、統計のある1999年以降の同時期でなんと最多!栃木、群馬、愛知の各県で患者が多いそうです。他の週も平年の3倍前後で推移しています。
最近、保育園のお友達や小学校のお友達でも、マイコプラズマになったという話をよく聞くようになり、流行っているのかな…と思ってたら、やっぱり!
うちの子も5歳の時に旅先でマイコプラズマ肺炎になり、昼間は37度台なのに、夜になると毎晩40度近い熱を出し、本当に怖かったです。
マイコプラズマは幸い現在抗菌力のある抗生剤・抗菌剤があり、きちんと治療すれば制圧することが難しいというものではありません。かかりつけのお医者さんに早めに行き、「最近流行っているマイコプラズマとかじゃないですよね?」と相談してみましょう!
【参考文献】 9月27日付 読売新聞
【画像引用】 Wikipedia マイコプラズマ
(文 掃部まゆ)